トランスアライにできること

トランスアライとは、トランスジェンダーであることを理由に個人の尊厳が奪われる現在の社会を変えるために、当事者と一緒に行動する人のことです。ここにあげたリストは一部にすぎず、また当事者によっても意見が異なる部分があるかもしれませんが、よければ参考にしてみてください。

① 発言する前に勉強すること

トランスジェンダーは人口の1%にも満たないと言われ、当事者ではない人が想像で「トランスジェンダーの人は〜なのかな」と思考実験したり「トランスジェンダー〜だ」と単純化して語ると、実態とはまったくかけ離れた議論に当事者が付き合わされることになります。SNSはだれもが見られる空間です。99%であるシスジェンダーの人たちが無邪気に書き込む思考実験が、当事者にとってしばしば脅威になっていることを知ってください。本を読む、ドキュメンタリー映画を見たりするなど、学ぶ手段はいろいろあります。このサイトもぜひ役立ててください。

② 「本当の問題」に目をむけよう

SNSでは当事者にとって重要な話題である職場、医療アクセス、教育といった話題ではなく、それらの話題に比べると重要性が低いと言わざるをえない公衆浴場の話ばかりが持ち出されます。当事者が解決したいと思っている課題はなんでしょうか。それらの課題解決のために取り組んでいる団体や個人のホームページをチェックしてみましょう。

③ まわりに正確な情報を広めよう

トランスジェンダー当事者や家族のリアルな声に触れられるようドキュメンタリー映画を鑑賞して周囲にすすめたり、勉強会を職場で企画したりしましょう。参考になったブログをシェアするなどもよいでしょう。現在無料で配布されている冊子「トランスジェンダーのリアル」を学校や地域の公民館においてもらう活動もよいでしょう。リンク先から寄付も常時受け付けています。

④ 日頃つかっていることばを見直そう

本人の性自認がわからないのに「〜くん」「〜さん」「そこのおねえさん」などの決めつけた呼び方をするのは避け、わからない場合には全員「〜さん」に統一する、「前列の黄色いシャツの方」などと呼ぶなど、ことばづかいで工夫できることがないか探しましょう。「彼」「彼女」などの代名詞についても、本人の希望を反映しているかふりかえってみましょう。

⑤不要な男女分けを見直そう

忘年会のビンゴの景品など不必要に男女別にわかれているものがあれば、性別のステレオタイプを強化していないか、だれもが希望するあり方で場に参加できるのか考えてみましょう。制服や髪型の規則が性別でわかれていないか確認したり、書類の性別欄で不必要なものは削除するなど身近で変えられるものを探しましょう。

⑥性別を意識せずに使える選択肢を増やそう

性別を問わずに使えるトイレ、プライバシーが確保されひとりでも使える更衣室やシャワールームなどを確保できないか考えましょう。

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